第２０回「クラシックギター弾き回し練習会」＆２０回記念ミニコンサートを、須坂市のクラシックギター専門店「フォルティア」に併設される小音楽堂「夢奏庵」にて１１月９日（日）午後２時から開催しました。
２０１１年６月にスタートしたこの「クラシックギター弾き回し練習会」は皆様のご協力とご支援に支えられてここまで続いて来て、２０回目を迎える事になりました。
そこで、第２０回目を記念して、日本を代表する実力派ギタリストである益田正洋氏に依頼し、お越しいただき、通常の「弾き回し練習会」の後に、ミニコンサートを開催しました。
２０１１年６月にスタートしたこの「クラシックギター弾き回し練習会」は皆様のご協力とご支援に支えられてここまで続いて来て、２０回目を迎える事になりました。
そこで、第２０回目を記念して、日本を代表する実力派ギタリストである益田正洋氏に依頼し、お越しいただき、通常の「弾き回し練習会」の後に、ミニコンサートを開催しました。
第２０回目はできるだけ大勢の方に演奏していただきたいと言う趣旨から、演奏時間枠は１０分のみとし（通常は１０分枠と１５分枠がある）、この日は１６人の方が演奏されました（全員ソロ）。また、聴きにきて下さった方が１４人で、合計の入場者数は３０人でした。
各人の演奏曲目を写真と共に、演奏順に下に記載します。
（１）けさちゃん（長野県）のソロ
J. マラッツ作曲 スペイン風セレナーデ
J. マラッツ作曲 スペイン風セレナーデ
R. ディアンス編 LA FOULE
（２）たいちゃん（長野県）のソロ
A. バリオス作曲 フリア・フロリダ
M. ポンセ作曲 ガボット
（３）Andyさん（長野県）のソロ
F. タレガ作曲 ワルツ
A. ヨーク作曲 メカニズム
（４）Ｋ．Ｕ．さん（長野県）のソロ
G. F. ヘンデル作曲 サラバンド
（５）Ｋ．Ｋ．さん（埼玉県）のソロ
M. ポンセ作曲 組曲ニ長調より、プレアンブロ
ワルツ
ワルツ
（６）西川幹雄さん（長野県）のソロ
F. ソル作曲 メヌエットホ長調
F. ソル作曲 メヌエットホ長調
F. タレガ作曲 マリーア
A. バリオス作曲 メヌエットロ長調
（７）Poran（長野県）のソロ
F. タレガ作曲 前奏曲第１１番
〃 アラビア風奇想曲
（８）Ｓ．Ｔ．さん（神奈川県）のソロ
G. サンス作曲 パバーヌ
スカラッティ作曲 ソナタ Ｋ３２２
（９）Ｈａｇｉさん（長野県）のソロ
C. ドビュッシー作曲 月の光
C. ドビュッシー作曲 月の光
F. シューベルト作曲 セレナーデ
（１０）きっこちゃん（長野県）のソロ
G. サンス作曲（N. イエペス編） スペイン組曲より、フォリアスカタロニアのミニョーナ
カナリオス
（１１）トシちゃん（長野県）のソロ
白柳淳作曲 朝陽のように
F. タレガ作曲 アルハンブラ宮殿の想い出
（１２）Ｋ．Ｃ．さん（長野県）のソロ
？ 紅花
H. マンシーニ作曲 ひまわり 
（１３）yayoyayoさん（長野県）のソロ
J. K. メルツ作曲 エレジー
（１４）大ちゃん（長野県）のソロ
J. L. ゴンザレス作曲 深い愛
I. アルベニス作曲 マジョルカ
（１５）Ｈ２さん（長野県）のソロ
エディット・ピアフ作曲（R.ディアンス編曲） 愛の賛歌
F. タレガ作曲 アルハンブラ宮殿の想い出
（１６）スズムシさん（長野県）のソロ
いずみたく作曲 見上げてごらん夜の星を
A. バリオス作曲 マドリガル
皆様の熱のこもった演奏は５時２０分頃に終了しました。そして、１５分の休憩の後、いよいよゲストギタリスト、益田正洋氏によるミニコンサートです。
＜調弦するギタリスト益田正洋氏 2014年11月9日17：38＞
この日のプログラムはジュリアーニとソルの大曲、４曲でしたが、クラシックギター専門店「フォルティア」所蔵のヘルマン・ハウザーなどの銘器４本を使って、１曲ずつギターを変えて弾かれました。益田正洋さんは午後１時頃に「フォルティア」に到着しましたが、「フォルティア」オーナーと話している中、オーナーの発案を受け、これら銘器４本を使って弾いてみようと言う話になったそうです。
＜ギターの説明をするフォルティア・オーナーと調弦中の益田氏 2014年11月9日18：20＞
益田さんの演奏曲目と各使用ギターは次の通りです・
♪♪ 益田正洋氏の演奏曲目♪♪
M. ジュリアーニ作曲 ソナタ op.１５
（使用ギター：ヘルマン・ハウザーⅡ世１９６７年）
F. ソル作曲 モーツァルトの魔笛の主題による変奏曲
（使用ギター：エルナンデス・イ・アグアド１９６１年）
M. ジュリアーニ作曲 大序曲
（使用ギター：ホセ・ルイス・ロマニニョス１９７５年）
F. ソル作曲 グラン・ソロ
（使用ギター：イグナシオ・フレタ・エ・イーホス１９６６年）
～アンコール～
F. ソル作曲 エチュード 作品４４の第３番
（使用ギター：ホセ・ルイス・ロマニニョス１９７５年）
カタロニア民謡（M. リョベート編曲） 聖母の御子
（使用ギター：エルナンデス・イ・アグアド１９６１年）益田さんの手によると、それぞれの銘器の良さがいかんなく発揮され、益田さんの気持ちがギターとその音色に乗り移ったかのようでした。圧倒するような響きとなり、その演奏は感動的でした。
滅多に聴けないような素晴らしいコンサートだったと言うのが率直な感想です。
＜乾杯の挨拶をするスズムシさん 2014年11月9日19：23＞
この「弾き回し練習会」を立ち上げた時の「共同発起人」である、スズムシさんの乾杯の音頭によって始まりました（上の写真）。
＜情報交換会で会食 2014年11月9日19：55＞
情報交換会にも大勢の方が参加されました。各人自らの演奏の熱気と記念コンサートの感動の余韻の中で、イタリアンを食べ、アルコールやソフトドリンクを飲んで、会話は弾み、座は盛り上がりました。
＜益田正洋氏とギター美女軍団 2014年11月9日19：56＞
益田さんを囲んで、それぞれ記念撮影です。
＜益田正洋氏を囲んで 2014年11月9日20：24＞
皆さんの話しは尽きませんでしたが、午後９時頃に一旦、お開きとなりました。
その後も一部の人は（私を含め）「フォルティア」店内に移り、益田さんを交えてお喋りをしたりしていました。
第２０回目もお陰様で、無事終了しました。２０回目にふさわしい中身の濃い一日だったのではないかと思われます。
信州までお越しいただいた益田さん、会場を提供していただいた「フォルティア」オーナー、お手伝いいただいた方々、そして、参加していただいた皆様に感謝です。
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